多くの駐車場運営者の方々は逃避率(未精算支払いの全体に占める割合)を非常に注視しています。
そこで今回は弊社事業地の逃避率を公開します!
逃避率とは
逃避率とは未精算の支払いの割合を表した指標であり以下の計算式で計算できます。
未精算の支払い数 / 全体の支払い数
月単位で計算することが一般的です。
非常に興味深いのは、逃避率はロック板の有無はもちろん、精算機の有無でも変動することがあるそうです。
また地域性も大きく影響します。
電脳パーク調布柴崎2丁目
今回ご紹介する逃避率は電脳パーク調布柴崎2丁目のデータとなります。
2車室を運営しており2023年7月から運営を開始しております。
電脳パークの特徴であるキャッシュレス&ロックレスの時間貸し駐車場となります。
車番の認識は行なっていない駐車場です。
電脳パークの逃避率
実際の逃避率と逃避車両の平均駐車時間は以下のテーブルの通りです。
サービスを開始した7月は逃避率は7%と高かったものの、8月は0%でした。9月に入り逃避が再度発生していますが、いずれも逃避車両の平均駐車時間は短いです。
早朝に5分程度駐車し、そのまま支払わずに出庫してしまうケースが多いです。
映像から見るに現場仕事の方が待ち合わせのために駐車しているように分析しています。
年月 | 逃避率 | 逃避車両の平均駐車時間 |
---|---|---|
2023年7月 | 7% | 5分 |
2023年8月 | 0% | 0分 |
2023年9月 | 5% | 4分 |
逃避率との向き合い方
ロック板のついている駐車場は逃避率0%を目標として作られた駐車場となります。
逃避率0%は非常に素晴らしいですがロック板がついていても逃避は発生しますし、果たして0%である必要があるかはよく検討から漏れるポイントかと思います。
ロック板を設置することで毎月の保守費用が発生します。そのロック板の保守費用や故障した時の機会損失額が、逃避による損害額を上回るとどちらの方がいいでしょうか?
ここはパーキング事業者の方々の考え次第かと思います。街中の駐車場を見て回れば色々な考えのパーキング事業者の方がいることがわかると思います。
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